株式投資と情報整理

ChatGPTに株のことを聞くときの質問例

調べたいことは決まっているのに、どう聞けば役に立つ答えが返るのか分からない。そんなときのために、場面別の質問例をまとめました。いずれも判断を任せる聞き方ではなく、材料を並べてもらう聞き方です。

このサイトはOpenAIやChatGPTの公式サイトではありません。非公式の実践ガイドとして、使い方の考え方や確認手順を整理しています。AIの回答は必ず人間が確認してから利用してください。

聞き方の基本は「分けてもらう」

株の調べものでAIに頼むとき、結論を求める聞き方(どうすべきか、上がるか)はうまくいきません。返ってくる文章は自信ありげでも、根拠は確かめようがないためです。

代わりに有効なのが、「分けてください」という頼み方です。良い材料と悪い材料を分ける、事実と推測を分ける、短期の話と長期の話を分ける。分けた結果は自分で検証できる形になるので、そのまま次の調べものにつながります。

以下の質問例も、すべてこの形になっています。コピーして使えますが、そのまま信じるのではなく、分けてもらった項目を自分で確かめるところまでを一続きの作業と考えてください。

このページは情報整理の手順をまとめたものであり、投資の助言ではありません。最終的な判断はご自身で行い、制度や税務は公式情報と専門家の確認を優先してください。

決算資料を読むとき

決算資料は量が多く、どこを見ればよいのか分からないまま時間だけが過ぎがちです。読む前に観点を作っておくと、必要な箇所に絞れます。

これから決算短信を読みます。初めて読む人が最低限確認すべき項目を、見る順番つきで挙げてください。数値の解釈は不要です。
決算資料を読むとき、「良い決算に見えるが注意が必要」という典型的なパターンを教えてください。
この文章は決算資料の一部です。事実として書かれている部分と、会社側の見通し・意見にあたる部分を分けてください。

3つ目は特に使えます。決算資料には、確定した数字と、会社側の見通しが並んで書かれています。この2つを混ぜて読むと、期待を事実と取り違えます。分けてもらったうえで、数字の部分だけを自分で確認する流れにしてください。

なお、資料そのものを貼り付けるときは、公開されている資料に限ります。公開前の情報を扱ってはいけません。

ニュースを読むとき

株式に関するニュースは、同じ出来事でも媒体によって書き方が変わります。読んだ直後は影響が大きく感じられ、時間が経つと大したことがなかった、ということも珍しくありません。

このニュースについて、強気に受け取れる材料と、弱気に受け取れる材料を分けて挙げてください。どちらが正しいかの結論は不要です。
この記事の中で、確定した事実として書かれている部分と、関係者の見方・観測として書かれている部分を分けてください。
このニュースの内容を、一次情報で確認するにはどこを見ればよいですか。確認先の種類を挙げてください。

3つ目で出てきた確認先——企業の適時開示、公式発表、官公庁の資料など——には、実際にあたってください。ニュース記事は要約された二次情報であり、抜け落ちている条件があることがあります。

SNSで流れてくる情報については、さらに慎重に扱ってください。発信者が誰かも、根拠があるかも分からない状態で、値動きの話だけが伝わることがあります。

調べたことを表にまとめる

複数の会社を比べたり、同じ会社を時期を変えて見たりするときは、文章のままだと比較できません。表にすると、抜けている項目がはっきりします。

これから複数の会社を同じ観点で比べます。比較表の項目案を作ってください。数値はこちらで埋めます。
私が集めた次のメモを、「事実」「自分の解釈」「未確認」の3列に分けて表にしてください。

2つ目の「未確認」の列が重要です。調べているうちに、確かめたつもりで確かめていない項目が必ず出てきます。未確認のまま残っている項目を可視化するだけで、思い込みで進むことを防げます。

表ができたら、数値は自分で埋めてください。AIに数値を入れさせると、それらしい値が入り、しかも出どころが分かりません。枠はAI、中身は自分という分担を守ってください。

保有している株を見直すとき

買ったあとの見直しは、買うとき以上に感情が入ります。値下がりしていれば認めたくなくなり、値上がりしていれば手放したくなくなります。ここでもAIに判断を求めるのではなく、確認項目を作らせる使い方にします。

株を売るかどうか迷ったときに、感情ではなく事実で確認するための項目を挙げてください。銘柄名は伝えません。
買ったときに想定していた理由が、今も成り立っているかを確認する手順を作ってください。

2つ目の問いは、そのまま自分に向けるべき質問です。買った理由が崩れていないかどうかが、値動きより先に確認すべきことです。買ったときの理由を記録していなければ、次からは残しておいてください。

銘柄名や保有数量、金額は入力しないでください。伝えなくても、確認項目を作るには十分です。

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