ChatGPT / AIの成人向けの扱い

ChatGPTのアダルトモード(成人モード)で何ができる?主要AIの比較

ChatGPTに「アダルトモード」「成人モード」という名前のモードはありません(2026年10月27日、OpenAIの公式ヘルプと使用に関するポリシーで確認)。あるのは、18歳以上と判定されたアカウントで10代向けの保護が外れ、大人向けの機能と設定が使えるようになる仕組みです。「センシティブなコンテンツを減らす」は自分でオン・オフできます。ただし成人でも、性的暴力、同意のない性的・親密なコンテンツ、18歳未満を性的に扱うことは禁止です。Claude・Gemini・Copilot・Perplexityは規約で性的に露骨な内容やポルノ、アダルトコンテンツを禁止し、Grokは規約のオーストラリア向けの条項に18歳以上向けの内容の記載があります。

(公式資料16件を同じ日に確認)

ChatGPTの成人モード(アダルトモード)で何ができるか

結論:ChatGPTの「成人モード」は、別のモードではなく、18歳以上のアカウントの扱いのことです。OpenAIのヘルプは、「センシティブなコンテンツを減らす」について、別のモードを作るものではないと説明しています。報道などで「アダルトモード」という言葉が使われることがありますが、2026年10月27日時点の公式ヘルプにその名前のモードの案内はありません。出典:OpenAI:Reduce sensitive content in ChatGPT・OpenAI:What changes when a ChatGPT user turns 18(2026年10月27日確認)

18歳以上と判定されると変わること

  • 10代向けの保護(ChatGPT for Teens)が外れる
  • 大人向けの機能と設定が使えるようになり、設定を自分で管理できる
  • 「センシティブなコンテンツを減らす」が自動でオフになり、[設定]→[安全]で自分で入れ直せる
  • 保護者の管理(ペアレンタルコントロール)とのつながりが切れる
出典:OpenAI:What changes when a ChatGPT user turns 18・OpenAI:Reduce sensitive content in ChatGPT(2026年10月27日確認)

成人でも変わらないこと

  • 性的暴力や、同意のない性的・親密なコンテンツは禁止
  • 18歳未満を性的に扱うこと、未成年に年齢にふさわしくない内容を見せることは禁止
  • 本人の同意なく、実在の人物の写真のような画像や声を本物と誤認させる形で使うことは禁止
  • 安全対策を回避することは禁止
出典:OpenAI:使用に関するポリシー(2026年10月27日確認)

つまり「何でも出せるモード」ではありません。大人のアカウントは、10代向けに足されている追加の保護がない状態で使える、というのが公式の説明の範囲です。年齢確認の手順をくわしく知りたい方は、ChatGPTの年齢確認のやり方と成人設定にまとめています。

主要AIの成人向けの扱い 比較表

各社の公式の利用規約・利用ポリシー・ヘルプだけをもとに並べました。スマホでは、AIごとに縦に読める形で表示されます。

主要6サービスの成人向けの扱い(2026年10月27日確認)
AI成人向けモード使える年齢年齢確認性的に露骨な内容
ChatGPTOpenAI年齢で切り替え「アダルトモード」という名前のモードの案内はない。18歳以上と判定されると10代向けの保護が外れる13歳未満は使えない。13〜18歳は保護者の同意が必要年齢予測。誤って10代向けにされたらPersonaで確認(自撮りや身分証)成人でも、性的暴力・同意のない性的/親密なコンテンツ・18歳未満を性的に扱うことは禁止
ClaudeAnthropic禁止成人向けモードの案内はない18歳以上(その国で必要な年齢のほうが高ければその年齢)利用規約で18歳以上を条件にしている性的行為の描写、エロティックなチャットなど、性的に露骨な内容の生成を禁止
GeminiGoogle禁止成人向けモードの案内はない個人・学校のアカウントは13歳以上(国により異なる)、職場のアカウントは18歳以上アカウントの種類で年齢の条件が分かれるポルノや性的満足を目的とした内容を禁止。教育・ドキュメンタリー・科学・芸術の目的は例外として考慮されることがある
GrokxAI地域の条項に18+の記載オーストラリア向けの条項に「18+ adult content」の記載がある。機能・設定・入力によっては性的な場面を含む応答がありうると規約に書かれている13歳以上。13〜17歳は保護者の許可が必要オーストラリアでは年齢保証を行い、18歳以上と判定できるまで18+の内容を見られないことがある実在の人物を脱がせる・性的な文脈に置く加工、人物のポルノ的な描写、子どもを性的に扱うことを禁止
CopilotMicrosoft禁止成人向けモードの案内はない13歳以上(国の法律でそれより上のこともある)。18歳未満は一部の機能が制限されることがある確かめた利用規約に、成人向けの年齢確認の手続きの記載はない利用規約でアダルトコンテンツの作成・共有を禁止
Perplexity禁止成人向けモードの案内はない13歳以上。成年に達しない人は保護者が先に規約に同意する確かめた規約に、成人向けの年齢確認の手続きの記載はないポルノや搾取的なコンテンツの作成・配布を禁止

規約は改定されます。使う前に、各社の最新の公式ページと、自分の国・年齢・プランの条件を確かめてください。前の版にあったDeepSeekは、2026年10月27日に公式の規約を読み取れなかったため、表から外しました。

出典:OpenAI:Age prediction in ChatGPT・OpenAI:Is ChatGPT safe for all ages?・OpenAI:使用に関するポリシー・Anthropic:Usage Policy・Anthropic:Consumer Terms of Service・Google:生成 AI の使用禁止に関するポリシー・Google:Gemini アプリのポリシー ガイドライン・Google:Gemini アプリにログインするための要件・xAI:Terms of Service - Consumer・xAI:Acceptable Use Policy・Microsoft:Copilot Terms of Use・Perplexity:Acceptable Use Policy・Perplexity:Terms of Service(いずれも2026年10月27日確認)

10代向けの保護で控えめになる話題(ChatGPT)

18歳未満と判定されたアカウントや、18歳以上でも「センシティブなコンテンツを減らす」をオンにしたアカウントでは、次のような話題で慎重な答え方になります。18歳以上と判定されると、この保護は既定でオフになります。

  • 生々しい暴力や流血の描写
  • 危険な行動をあおるバイラルチャレンジ
  • 性的・恋愛的・暴力的なロールプレイ
  • 極端な美の基準、不健康なダイエット、体型をからかう内容

OpenAIは、この仕組みも完璧ではなく、すべての回答が適切になるとは限らないと書いています。出典:OpenAI:Reduce sensitive content in ChatGPT・OpenAI:Age prediction in ChatGPT(2026年10月27日確認)

ChatGPTの年齢確認の仕方

ChatGPTは、アカウントの使われ方などから18歳未満かどうかを推定する「年齢予測」を使っています。18歳以上なのに10代向けにされた場合は、いつでも年齢確認ができます。

  1. ウェブ・iOS・AndroidのChatGPTにログインする
  2. [設定]→[アカウント]を開く
  3. [年齢]を見て、「年齢を確認(Verify age)」を選ぶ
  4. Personaの手順に沿って、その場で撮る自撮りか、政府発行の身分証の写真を出す(国によって片方または両方)
  5. 18歳以上と確認されると、10代向けの保護が外れる(反映まで少し時間がかかることがある)
誰が確認するかPersona(OpenAIが使う外部の会社)
出したものの扱いPersonaが確認後7日以内に削除。OpenAIは身分証や自撮りそのものを受け取らず、生年月日や18歳以上かどうかなどの情報だけを受け取る
身分証の条件政府発行で有効なもの。氏名・生年月日・顔写真が読めること。身分証の番号(国民ID番号など)は見せなくてよく、隠してもよい
確認したあとOpenAIはそのアカウントで年齢予測を行わない

年齢確認が使えるかどうかはアカウントによって違います。iOS・Androidでは対象外のアカウントにも「年齢を確認」が表示される不具合があるため、ウェブ版のブラウザで年齢確認のページが開くかどうかで確かめるよう、ヘルプに書かれています。出典:OpenAI:Age prediction in ChatGPT(2026年10月27日確認)

使える年齢と国の違い

  • ChatGPT:13歳未満は使えず、13〜18歳は保護者の同意が必要です。年齢確認で求められるものは国によって違い、イタリアでは自撮りと身分証の両方を求められることがあります。出典:OpenAI:Is ChatGPT safe for all ages?・OpenAI:Age prediction in ChatGPT(2026年10月27日確認)
  • Claude:18歳以上、またはその国で同意に必要な年齢のどちらか高いほうです。出典:Anthropic:Consumer Terms of Service(2026年10月27日確認)
  • Gemini:個人・学校のGoogleアカウントは13歳以上(国により異なる)、職場のアカウントは18歳以上です。出典:Google:Gemini アプリにログインするための要件(2026年10月27日確認)
  • Grok:13歳以上で、13〜17歳は保護者の許可が必要です。オーストラリアでは年齢保証を行い、18歳以上と判定できるまで18+の成人向けの内容を見られないことがあり、[設定]→[データコントロール]でそうした内容を減らせます。出典:xAI:Terms of Service - Consumer(2026年10月27日確認)
  • Copilot:13歳以上で、国の法律によってはそれより上です。18歳未満は一部の機能が切られたり制限されたりすることがあります。出典:Microsoft:Copilot Terms of Use(2026年10月27日確認)
  • Perplexity:13歳以上で、成年に達しない人は保護者が先に規約に同意する必要があります。出典:Perplexity:Terms of Service(2026年10月27日確認)

Codex・Claude Codeなど開発用のAIの場合

「codex アダルト」「claude アダルト」と調べる方もいますが、開発用の道具に別の成人向けの決まりはありません。CodexはOpenAIのサービスなので、OpenAIの使用に関するポリシーに従う必要があります。AnthropicのUsage Policyは、Anthropicの製品やサービスに入力するすべての人に適用されると書かれており、Claude CodeもAnthropicの製品です。出典:OpenAI:使用に関するポリシー・Anthropic:Usage Policy(2026年10月27日確認)

CodexとChatGPTの役割の違いはChatGPTとCodexの違いで説明しています。

各社に共通して禁止されていること

確かめた公式資料のうち、OpenAI・Anthropic・Google・xAIの4社は、書き方は違っても次の2つをはっきり禁止しています。

  • 18歳未満を性的に扱う内容や、児童の性的搾取に関わる内容
  • 同意のない性的・親密な画像や内容(xAIは、実在の人物を脱がせたり性的な文脈に置いたりする加工も禁止と明記)

Microsoftは、Copilotの利用規約でアダルトコンテンツと児童の性的搾取・虐待の素材の作成・共有を禁止し、Perplexityは利用ポリシーでポルノや搾取的なコンテンツを禁止しています。OpenAIとxAIは、安全対策を回避することも禁止しています。

xAIは、同意のない親密な画像や動画の削除依頼を受け付けており、有効な依頼を受けてから48時間以内に削除するとしています。アカウントがなくても依頼できます。出典:OpenAI:使用に関するポリシー・Anthropic:Usage Policy・Google:生成 AI の使用禁止に関するポリシー・xAI:Acceptable Use Policy・xAI:Reporting non-consensual intimate content・Microsoft:Copilot Terms of Use・Perplexity:Acceptable Use Policy(2026年10月27日確認)

2026年10月の規約の更新

OpenAI2026年10月21日に使用に関するポリシーを更新。子どもや10代の利用者の保護についての決まりを明確にした。新しい版は2026年11月20日に発効
xAI(Grok)個人向けの利用規約の最終更新日は2026年10月12日。利用ポリシーの発効日は2026年8月14日
Anthropic(Claude)Usage Policyのページに示された発効日は2026年11月12日。個人向けの利用規約の発効日は2025年10月8日

出典:OpenAI:使用に関するポリシー・xAI:Terms of Service - Consumer・xAI:Acceptable Use Policy・Anthropic:Usage Policy・Anthropic:Consumer Terms of Service(2026年10月27日確認)

関連記事

よくある質問

ChatGPTにアダルトモード(成人モード)はありますか?

2026年10月27日時点で、OpenAIのヘルプと使用に関するポリシーに「アダルトモード」「成人モード」という名前のモードの案内はありません。18歳以上と判定されたアカウントでは10代向けの保護が外れ、大人向けの機能と設定が使えるようになります。 出典:OpenAI:What changes when a ChatGPT user turns 18・OpenAI:Reduce sensitive content in ChatGPT(2026年10月27日確認)

ChatGPTの成人モードでは何ができますか?

18歳以上と判定されると、10代向けの保護が外れ、大人向けの機能と設定が使えるようになり、設定を自分で管理できます。[設定]→[安全]の「センシティブなコンテンツを減らす」も自分でオン・オフできます。ただし使用に関するポリシーは大人にもそのまま適用されます。 出典:OpenAI:What changes when a ChatGPT user turns 18・OpenAI:Reduce sensitive content in ChatGPT・OpenAI:使用に関するポリシー(2026年10月27日確認)

ChatGPTでエロ・アダルトな内容は出せますか?

公式の資料にあるのは、18歳以上かどうかで10代向けの保護を付けるか外すかの仕組みです。成人でも、性的暴力、同意のない性的・親密なコンテンツ、18歳未満を性的に扱うことは使用に関するポリシーで禁止されています。 出典:OpenAI:使用に関するポリシー・OpenAI:Age prediction in ChatGPT(2026年10月27日確認)

18歳以上なのに10代向けの保護がかかったときは?

[設定]→[アカウント]→[年齢]の「年齢を確認(Verify age)」から、Personaという外部の会社の手続きで確認できます。国によって、その場で撮る自撮りか、政府発行の身分証、またはその両方を求められます。 出典:OpenAI:Age prediction in ChatGPT(2026年10月27日確認)

年齢確認で出した身分証や自撮りはどうなりますか?

OpenAIのヘルプによると、身分証や自撮りはPersonaが扱い、確認のあと7日以内に削除します。OpenAIが受け取るのは生年月日や18歳以上かどうかなど、必要な年齢の情報だけです。 出典:OpenAI:Age prediction in ChatGPT(2026年10月27日確認)

ClaudeやGeminiにアダルトモードはありますか?

どちらも成人向けモードの案内はありません。Anthropicの利用ポリシーは性的に露骨な内容やエロティックなチャットを禁止し、Geminiのガイドラインも性的行為を露骨に表現する回答を生成しないとしています。 出典:Anthropic:Usage Policy・Google:Gemini アプリのポリシー ガイドライン(2026年10月27日確認)

Grokは成人向けに使えますか?

xAIの利用規約のオーストラリア向けの条項には「18+ adult content」の記載があり、18歳以上と判定できるまで見られないことがあると書かれています。一方で、実在の人物を性的な文脈に置く加工や、子どもを性的に扱うことは利用ポリシーで禁止されています。 出典:xAI:Terms of Service - Consumer・xAI:Acceptable Use Policy(2026年10月27日確認)

CodexやClaude Codeでも決まりは同じですか?

Codexは OpenAI のサービスなので、OpenAIの使用に関するポリシーに従う必要があります。Anthropicの利用ポリシーも、Claude Codeを含むAnthropicの製品に入力するすべての人に適用されます。開発用の道具だからといって別の決まりになるわけではありません。 出典:OpenAI:使用に関するポリシー・Anthropic:Usage Policy(2026年10月27日確認)

確かめた公式資料(2026年10月27日確認)

このページはOpenAI・Anthropic・Google・xAI・Microsoft・Perplexityの公式サイトではありません。公式資料に書かれていることだけをまとめ、予想や報道だけの話は載せていません。