介護施設向けChatGPT活用

ChatGPTで老人ホームのFAQを作る方法

見学者やご家族が気になりやすい質問を、分かりやすく整理するページです。

このページで分かること

見学前の質問を整理する
面会や持ち物のFAQを作る
費用や契約内容を断定しない
施設ごとの差を確認する
GPTガイドくんが介護施設でChatGPTを安全に使う注意点を案内しているイラスト まなぶちゃんが介護施設向けのChatGPT活用を学んでいるイラスト

まなぶちゃんとGPTガイドくんの会話

まなぶちゃん

利用者さんの記録をそのまま入れて相談してもいいの?

GPTガイドくん

個人情報や医療情報は入れないようにしましょう。架空の例や匿名化した形で、文章の型だけ相談するのが安全です。

FAQに入れやすい項目

見学前の流れ、面会、持ち物、費用の確認、食事、医療連携、レクリエーション、入居までの流れなどがあります。

断定しない方がよい内容

料金や契約条件

医療対応の範囲

個別の入居可否

食事形態や持病への対応

公開前の確認

施設ごとのルールと合っているか

古い情報が残っていないか

問い合わせ先が明確か

専門職確認が必要な表現がないか

そのまま使えるプロンプト例

老人ホームの見学希望者向けFAQ案を作ってください。費用や医療対応など、施設ごとに確認が必要な項目は断定せず、確認してくださいという表現にしてください。
ご家族向けFAQを10個作ってください。面会、持ち物、食事、レクリエーション、連絡方法について、やさしい言葉で整理してください。

NG例 / OK例

避けたい使い方安全に使いやすい聞き方
利用者さんの実名や病歴を入れて相談する個人を特定できない架空例に置き換えて、文章の型だけ相談する
体調や服薬に関わる判断をAIだけで決める専門職や施設ルールで確認し、文章整理やチェックリストだけ補助してもらう
緊急時の対応をAIに相談してから決める施設の緊急時手順に従い、後日の振り返り資料作成に使う

介護施設で使う時の注意点

  • ChatGPTの回答は人間が確認する
  • 個人情報や医療情報は入力しない
  • 医療、介護、服薬に関わる判断は専門職や施設ルールに従う
  • 緊急時は施設の手順に従う
  • 利用者情報は匿名化または架空例で扱う
  • 職員、看護師、医師、施設責任者の確認が必要
  • 重要な判断は人間が行う

FAQは「実際に来た質問」から作る

よくある質問のページを作るとき、想像で項目を並べると、実際には聞かれないことばかりが並びます。材料は、窓口や電話で実際に受けた質問です

手順としては、受けた質問をそのまま書き出し、ChatGPTに整理してもらいます。

  1. 受けた質問をそのまま並べる:言い回しも直さず、聞かれたとおりに。
  2. 似た質問をまとめてもらう:「これらを、内容が近いものごとにまとめて」
  3. 質問文を、探しやすい言い方に直してもらう:実際に検索されそうな言葉に寄せます。
  4. 答えは自分たちで書く:施設ごとに違うため、ここは任せられません。

4つ目が重要です。答えをAIに書かせると、一般的な説明が入り、自施設の実際と食い違います。質問の整理までがAIの担当で、答えは施設が書くと分けてください。

断定を避けるべき項目

介護施設のFAQでは、書き方によって受け取られ方が大きく変わる項目があります。次のものは、断定的な表現を避けてください。

  • 入居の可否や時期:状況によって変わるため、「ご相談ください」の形にします。
  • 費用の総額:条件で変わるものは、目安であることを明記します。
  • 医療的ケアの対応範囲:受け入れ可能な医療的ケアは、必ず現場と確認して記載します。
  • 面会や外出のルール:状況により変更されることを添えます。
  • 他施設との比較:書かないほうが安全です。

公開前には、記載内容が現在の運用と一致しているかを現場で確認してください。FAQは一度作ると長く残るため、運用が変わったときに更新されず、古い情報が残りやすい場所です。更新の担当と頻度を決めておくことをおすすめします。

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