SNS運用
ChatGPTでSNS投稿を言い換えるには
書いた投稿を読み返して、なんとなく引っかかる。その「なんとなく」を具体的に直す作業に、ChatGPTは向いています。どこをどう頼めばよいかを整理します。
このサイトはOpenAIやChatGPTの公式サイトではありません。非公式の実践ガイドとして、使い方の考え方や確認手順を整理しています。AIの回答は必ず人間が確認してから利用してください。
「やわらかくして」だけでは直らない
投稿文を渡して「やわらかい表現にして」と頼むと、たしかに角は取れます。ただし同時に、言いたかったことまで薄まります。結果として、当たり障りはないが何を伝えたいのか分からない文章になりがちです。
引っかかる原因は、たいてい文章全体ではなく特定の箇所にあります。断定しすぎている一文、大きすぎる主語、皮肉として書いたが平文として読める部分。どこが問題かを先に特定して、そこだけ直すほうが、伝えたいことを残せます。
特定する作業自体もChatGPTに頼めます。「この投稿で、読む人によっては強く受け取られる可能性がある箇所を指摘してください。直さなくて構いません」と頼むと、箇所と理由が返ってきます。そこから、直すかどうかは自分で決めてください。
直すべき4つのパターン
| パターン | 元の書き方 | 直し方の方向 |
|---|---|---|
| 断定 | 「〜すべきです」 | 自分の経験としての言い方に戻す |
| 大きな主語 | 「みんな」「普通は」 | 誰の話なのかを具体的にする |
| 比較 | 「他と違って」 | 他を下げずに、自分の特徴だけ言う |
| 皮肉 | 「さすがですね」 | 短文では伝わらないので平文に戻す |
4つ目は特に注意が必要です。短い文では、皮肉は皮肉として伝わりません。声の調子も表情もないので、書いたとおりの意味で読まれます。冗談のつもりで書いた一文が、そのまま本気の発言として引用されることがあります。
読みやすさは別の作業
表現の強さと読みやすさは、分けて直したほうがうまくいきます。同時に頼むと、どちらも中途半端になります。
読みやすさの調整で効くのは、次の3つです。
- 1文を短くする:「〜で、〜して、〜なので」と続く文を切ってもらいます。
- 結論を先に出す:SNSは最後まで読まれない前提で、先頭に言いたいことを置きます。
- 改行を入れる:スマホでは、3〜4行のかたまりが読みやすい単位です。
これらは機械的な作業なので、まとめて頼んで構いません。「意味は変えずに、1文を短くして、結論を先頭に出してください」と頼めば、そのまま使える形が返ってきます。
ただし、改行の入れ方だけは自分で最終調整してください。どこで区切ると読みやすいかは、実際にスマホの画面で見ないと判断できません。
言い換えたあとの確認
直した文は、必ず元の文と並べて読んでください。言い換えの過程で、次のようなことが起きます。
- いちばん言いたかった一文が消えている:整えるうちに、削られやすいのは尖った部分です。
- 書いていない内容が足されている:文章のつながりを良くするために、事実でない一文が入ることがあります。
- 数字や日時が変わっている:頻度は低いものの、起きたときの影響が大きい変化です。
- 自分の言葉づかいでなくなっている:普段使わない言い回しが混ざると、読む人には違和感として伝わります。
2つ目と3つ目は、投稿してから気づくと訂正が必要になります。直してもらった文は新しい原稿だと考えて、投稿前チェックをもう一度通すのが安全です。